バンプレストオリジナル ごちゃまぜ開発史
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【始原文明エス】
前の宇宙で繁栄、滅亡した文明。
ブレスフィールド・アーディガンは『聖バレンタインの光』によって滅亡寸前のこの時代へ飛び、
残された時間で知の記録者と、そのカウンターとしてヴァルストークを作り上げた。
【知の記録者】
銀河系オメガ星団第13太陽系第5惑星人の自律型機動記録プラント。
始原文明エスの記録を後の宇宙に残すことと、あらゆる知識と文明の記録・収集を目的としている。
人格を有する3つのプログラム、レコーダー(記録者)、クリティック(批評者)、レギュレイト(調整者)と、
それを統括するアプリカントから成る。
しかし、いつしか暴走し、知識と文明を記録した後に対象を滅ぼして知の独占を図るようになる。
今より3862年前には、レコーダーはインファレンス(推論者)と名乗り、この頃から感情を持ちはじめたと思われる。
地球側からは『ザ・データベース』のコードで呼ばれる。
┌─ ヴァルストーク
│
│ トレイラー一家ヴァルストークファミリーの駆る武装輸送艦。
│ 艦長はブレスフィールド・アーディガン、オペレータはシホミ・アーディガン、砲撃手はアカネ・アーディガン、
│ 操舵手はホリス・ホライアン。後にシホミが艦長代理を務めることになる。
│ ブレスの父の代、カズマから見て祖父の代から使われているが、
│ 当時から動力源には未だに実用化に至っていないプロトン・ドライブが用いられているなど、
│ 現在の連合の戦艦よりも高い性能を誇る(始原文明エスの遺産なのだから当然ではある)。
│ 開発経緯に関しては多分にタイム・パラドクス的なものを含んでいて、
│ そのおかげで一部の技術やデザイン面で現在の地球のものが用いられている。
│
├─ ヴァルホーク
│
│ ヴァルストークとワンセットの可変型機動兵器。
│ 実際にはマシンナリィ・レイバー(ML)と呼ばれる、作業用ロボットのカテゴリに区分される。
│ ヴァルストークのサポートメカ、キャレットのブラックボックスから設計図が見つかり、組み立てられた。
│ 可変機構により高機動形態のエアフォースモードと人型の格闘形態クロスコンバットモードに変形する。
│ パイロットはカズマ・アーディガン、サブパイロットにミヒロ・アーディガンが搭乗する。
│ 動力源はプラズマ・ドライブだが、30m級の機体に組み込まれるほど小型化されているのは珍しい。
│ プラズマ・ドライブの性能を如何なく発揮した場合、出力や戦闘力の面で作業用ロボットの範疇を越えてしまうため、
│ この機体は意図的にデチューンしてMLとしての認可を受けている。
│ ヴァルストークとの合体攻撃プロトンキャノン・フォーカスでは、機体をプロトンキャノンに接続し、収束器の役割を果たす。
│
│ ●ヴァルガード
│
│ ヴァルストークとヴァルホークが合体した状態。
│ ブレスが、ヴァルストークとヴァルホークが合体したら格好いいよなぁ、と思っていたら、本当に合体した
│ (でも、格好悪いぞ)。
│ しかし、実際のところヴァルホークがヴァルストークを着込んだだけで、
│ 元からある宇宙魚雷や多門ビームランチャーを撃つ以外は、殴る・組みつく・放り投げるのどすこいメカ。
│
├─ アルムストラ
│ │
│ │ 知の記録者のひとり、アプリカントの駆る戦艦。防御兵器アルムのひとつ。
│ │ 動力源にはプロトン・ドライブが使われていて、ヴァルストークとは兄弟機にあたる。
│ │ ヴァルザカードに合体できるオリジナルのアルムストラのシステム制御はレギュレイトが行っていて、
│ │ 後に彼女が脱走する際に強奪された。
│ │
│ └─ アルムストラ・フィーニス
│
│ オリジナルのアルムストラを元にした最終生産型。
│ 特に何が変わったというわけでもないけど、性能は上らしい。
│
│ ●量産型アルムストラ・フィーニス
│
│ アルムストラの量産型。
│ 機体性能が劣り、MAPWのラートゥム・ラディウスがなくなっている。
│
├─ アルムアルクス
│ ││
│ ││ 知の記録者の前線指揮官、アリア・アドヴァンスが搭乗する機動兵器。防御兵器アルムのひとつ。
│ ││ 動力源はプラズマ・ドライブだが、ヴァルホークのものよりも発展型が搭載されている。
│ ││ ヴァルザカードに合体するが、実際には合体というよりは、剣や弓、盾に変形し、武器として用いられる。
│ ││ ブレイカーモードでディメンジョンブレイカー、ファイナル・モードでエクサノヴァシュートとなる。
│ ││
│ │└─ ソムニウム
│ │
│ │ アルムアルクスと同じ形状の機動兵器。
│ │ アルムストラからデータをロードされることで際限なく生み出される。
│ │ 何が凄いって、2体いれば鉄火巻きだろうが戦艦だろうが、何でもかんでもがっちりホールドしてしまうこと。
│ │ 最後にはリネーア・レクタでまとめて砕かれる運命にある。
│ │
│ └─ アルムアルクス・フィーニス
│
│ アルムアルクスの最終生産型にして量産型。
│
ヴァルザカード
ヴァルストークとヴァルホーク、アルムアルクス、アルムストラが合体したもの。
ホリス曰く「ヴァルストークの本来の姿」。
メインパイロットはカズマであるが、メインシステムの制御をレギュレイト(と、そのサポートにキャレッチ)、指揮をシホミ、
照準補正をアカネ、出力制御をホリス、攻撃の補助をアリア、索敵とレーダーをミヒロ、と担当が非常に細かく分かれている。
まさに家族経営。
動力源は、2基のプロトン・ドライブを直結したプロトンノヴァドライブ。
平行宇宙間での質量保存の法則の一時的な回避や、限定的な状況・時間での次元貫通、完全同位体の同時存在など、
始原文明エスの次元制御技術があらゆる面で盛り込まれ、
ヴァルアルム
始原文明エスの技術と地球の兵器のノウハウから作られた、要はヴァルザカードと同じ流れを汲む人型機動兵器。
アプリカント専用で、曰く「究極のアルム」。
動力源には2基のプラズマ・ドライブを直結したプラズマノヴァドライブが使われている。
ストーリィ展開によっては、インファレンスのデータがバックアップされている。
レギュレイトを亡き妻に似せるなど、男のロマンを求めるブレスフィールド・アーディガン。
その全人格を受け継いだアプリカントもまた男のロマンを解し、ヴァルアルムにはドリルが搭載されている。
スキエンティア
│
│ マスターシステム『スキエンティアの心臓』。
│ 何千年もの時をかけて完成した、プラントを守るための最終兵器で、地球文明から得た知識で強化がなされている。
│ プラントのマスターシステムに加えて、インファレンスとクリティックのシステムが収められていて、これを破壊されると
│ 知の記録者は死ぬ。
│ そんな大事なものを機動兵器に積むなよ、とも思うが、最終兵器=絶対に撃墜されない、とするならば、
│ ある意味これほど安全な場所もないと言えるのかもしれない。
│ 地球の裏側まで突き抜けるサンクティオ・ハスタは一見の価値アリ。
│ スキエンティアとはラテン語で『知識』を意味する言葉である。
│
│ ●量産型スキエンティア
│
│ クリティックが作り上げた廉価版スキエンティア。
│ 量産型のご多分に漏れず、オリジナルより機体性能が劣り、MAPWのサルース・ルーメンがなくなっている。
│
└─ サピエンティア
インファレンスが秘密裏に建造していた機動兵器。スキエンティアよりも大きく、黄金色をしている。
本来スキエンティアにあるはずの知の記録者のマスターシステムとインファレンスのプログラムも、
極秘にこちらに移されていた。
しかし、ストーリィ展開によってはインファレンスの行動はクリティックに見抜かれていて、
最後の最後でサピエンティアはクリティックに奪われることになる。
サピエンティアとはラテン語で『科学』を意味する言葉。
オープス
知の記録者で使われている無人戦闘機。
大量に生産されている。
知の記録者が旅に出たときから使われているらしく、バージョンアップを重ねて現在はVer.28.6である。
オープスとはギリシア語で『目』。
┌─ リース
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│ 知の記録者で使われている人型機動兵器。
│ 砲撃戦用の機体で、両肩部のフレキシブル・アームから長射程のプラズマブラスターキャノンを発射する。
│ 武器の名前からわかるように、動力源にはプラズマ・ドライブが用いられている。
│ リースとはギリシア語で『鼻』。
│
└─ ストマ
知の記録者で使われている人型機動兵器。
こちらはリースとは反対に格闘戦用になっている。
プラズマブラスターソードは、一見するとその形状はどちらかというと小振りの斧に見えるが、
ふたつ連結することで斬艦刀サイズになる。生意気な。
ストマとはギリシア語で『口』。