バンプレストオリジナル ごちゃまぜ開発史
最終修正:2013年7月31日
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【テスラ・ライヒ研究所】
北米コロラドにあるEOTの総合研究機関。
ビアン・ゾルダークによって設立された当初は最先端技術の聖地として、優秀な科学者を多く抱えていた。
が、その後、地球外知的生命体保有技術(EOT)の解析のためにEOTI機関が設立され、その責任者にビアンが抜擢されると、
一緒に多くの科学者がテスラ研からEOTI 機関に移籍してしまった。
最先端技術の聖地としての地位は奪われたものの、独自の研究を続け、後には地球圏防衛計画の一環としての特機構想を任された。
現所長は、息子にブースター付き三輪車や変形機能つき自転車を与えるアホだが特機系の天才ジョナサン・カザハラ博士。
また、グランゾンの開発者のひとりであるエリック・ワンや、リオンシリーズの生みの親フィリオ・プレスティもここの出身である。
【G(グルンガスト)シリーズ】
対異星人戦闘用の特殊人型機動兵器(特機/スーパーロボット)。
そのコンセプトは、
・PTでは対処できない、強力かつ強大な敵に対抗し得る兵器
・大質量による物理攻撃
から成り、その機体サイズや形状は、知的生命体に対しての心理的効果を考慮したものになっている。
SRG-00 グルンガスト零式
│
│ 【OG】テスラ・ライヒ研究所が開発した対異星人戦闘用の特機第1号。なお、零式の読みは『れいしき』である。
│ 当初より必要な出力を得るために宇宙航行艦のサブ・ジェネレータを搭載することが決定していて、
│ そこから逆算して50mの機体サイズとなることがわかったが、「これはこれでオッケー」と開発が進められた。
│ その結果、全長50mの威容に、戦艦をも両断する82mの 出刃包丁 零式斬艦刀を背負った機体が完成した。
│ 剣撃戦闘に特化した機体で、背部には大推力ブースターや剣撃用トリムバランサーが搭載され、
│ 斬艦刀自体にもスラスターがつけられている。
│ 機体本体の宇宙巡洋艦級ジェネレータと大推力ブースターにより、単体での大気圏脱出も可能。
│ 関節部のスムーズな稼動のためにTGCジョイントが用いられている。
│ 打ち込みのモーションには示現流が参考にされているらしく、開発の顧問としてリシュウ・トウゴウが参加している。
│ ロールアウト後はATXチームに配備され、隊長であるゼンガー・ゾンボルトの専用機となった。
│ そのゼンガーがダイゼンガーに乗り換えた後はリシュウが乗ることに。噴射拳や超絶熱線砲など、素敵な和名を叫んでくれる。
│ 日夜改良が重ねられているのか、封印戦争のころには、APTGM(対PT誘導ミサイル)ランチャーが追加され、
│ 斬艦刀のモーションも、疾風迅雷と疾風怒濤のふたつに増えている。
│
SRG-01 グルンガスト (壱式)
│
│ 【OG】零式とゲシュペンストMk-II・タイプSのデータを基にして開発されたグルンガストシリーズの1機。『超闘士』の異名を持つ。
│ 「変形は男のロマン」 「スーパーロボットの名を冠するグルンガストは、万能兵器であるべき」というジョナサンやロバートの
│ 信念のもと、飛行形態(ウィングガスト)と、重戦車形態(ガストランダー)への変形機構を持たせたことで汎用性が高まり、
│ 様々な状況に対応できるようになっている。
│ 機体フレームや関節部のTGCジョイントは零式のときのままだが、動力源はマオ社から提供されたプラズマ・リアクターを使用、
│ 可変機構に対応するため装甲素材には可変形状合金VG合金が用いられた。
│ 加えて、操縦の補助として脳波制御装置と音声入力武器選択システムが採用され、シリーズ中最も総合バランスの取れた
│ 機体に仕上がった。
│ なお、頭部の形状には5種類あり、以下のように使われている。
│ 星型 : 1号機、3号機
│ 獅子型 : 2号機
│ 鷹型 : 弐式の原型
│ 龍型、虎型 : 後継機に使用(予定)
│ 【α】設定のみ。ロールアウトしたのは2機。
│ 【第x次】アメリカ政府が極秘裏に開発を進めていた機体。軍事企業グレイマン社とテスラ研が共同でテストを行っていたが、
│ 地球連邦の結成に伴って事実上アメリカ政府が消滅したため、計画自体が頓挫してしまった。
│ その後、某財閥の援助で豊富な資金を得たため、主人公の父親が勝手に開発を再開した。
│ 動力に関してはブラックホール機関を使用していると思われる。
│ (メモ:『エンサイクロペディア スーパーロボット大戦DC戦争編』参照)
│
│ ●SRG-01-1 グルンガスト
│ │
│ │ 【OG】全部で3機存在するうちの1号機。
│ │ 北米ラングレー基地にあり、ジョナサン・カザハラによって息子イルムガルド・カザハラのもとへと運ばれた。
│ │ 脳波制御装置は故障中とのことだが、その後修理されたかは不明。
│ │ 【八房】『親は親でも子は子たれ』に登場。
│ │ パイロットはイルムで、『計都羅ゴウ剣 真っ向唐竹割り』を繰り出し、アインストクノッヘン亜種とアインストグリート亜種を
│ │ まとめて斬り倒した。
│ │
│ └─ SRG-01-1C グルンガスト改
│
│ →:後述
│
│ 【OG】イルムの1号機に強化改良を施したもの。誕生日プレゼントだろうか?
│ 機体には、ブースターと一体になったラウンデル・ウィングを追加して、機動力が向上している。
│ また、武装面では、ブーストナックルがハイパー・ブーストナックルへ、
│ ビームは3本立てでファイナルからアルティメットへと強化された。
│ また、「ようは手裏剣なのさ!」のダークロックも追加され、計都羅ゴウ剣には暗剣殺に加え、さらに五黄殺が増えている。
│ 変形機構もそのままで、ラウンデル・ウィングをつけた状態でも従来どおり変形ができる。
│
│ ●SRG-01-2 グルンガスト
│
│ 【OG】T-LINKシステム搭載の2号機。
│ リン・マオが軍を辞めた際にPTの開発の参考にとマオ社に持ち帰り、そのまま保管していた。
│ 獅子型の頭部が採用され、カラーリングも赤に変更されている。
│ L5戦役中にリン・マオ、もしくは、ヴィレッタ・バディムによって前線に持ち込まれた。
│ 【八房】グルンガスト2号機"獅子型(レオヘッド)"。
│ 言うつもりのないことまで思わず口走った。
│
│ ●SRG-01-3 グルンガスト
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│ 【OG】3号機。詳細不明。
│
│ メモ:【OG1】と【OGs】では、設定が逆になっている。
│ 【OG1】では詳細がわかっていないのが2号機で、3号機は通常のカラーで登場する。T-LINKシステムもない。
│
├─ グルンガスト改
│
│ 【α】グルンガストの強化改良型にして、弐式のプロトタイプ。動力源にはトロニウムが用いられている。
│ そのカラーリングからコードネームは『ブラック』。
│ 機体強度を補うため変形機構がオミットされているが、グラビコン・システム(重力制御装置)を搭載しているため
│ 単体飛行が可能となっている。
│ テスラ・ライヒ研究所からイルムガルド・カザハラが強奪した。
│
TSR-02 グルンガスト弐式
│
│ 【ドラマCD】社内テスト用の機体。
│ 3機のみ作られた。
│
SRG-02 グルンガスト弐式
│ │
│ │ 後の量産化を見越して作られた3番目のグルンガスト。
│ │ 分類はスーパーロボット型PT(ただし、OG2以降は特殊人型機動兵器)。
│ │ プラズマ・リアクターやVG合金、TGCジョイントなど、EOTを使った基本的な仕様はこれまでと同じ。
│ │ 総合的な攻撃力は壱式に及ばないものの、扱いやすさではシリーズ随一。
│ │ 生産性向上のため変形機構と武装が一部オミットされている。
│ │
│ │ 【α】主人公の学校に輸送機ごと落ちてきた機体。
│ │ T-LINKシステムが搭載されている。また、Rシリーズで得られた変形機構のノウハウが活かされていて、
│ │ Gホークへの変形は、壱式のそれにくらべて大幅に時間が短縮されている
│ │
│ │ ●SRG-02-1 グルンガスト弐式
│ │
│ │ 【OG】全部で3機存在するうちの1号機。
│ │ T-LINKシステムを搭載し、クスハ・ミズハに与えられた。
│ │ 【八房】『狡兎死して走狗烹らるか?』に登場。
│ │ クスハ用に調整された機体にブリットが乗り込んだため、少なからず拒絶反応があった模様。
│ │ ガーリオン・カスタム“無明”の打ち込みを歯で止める、通称・真剣白歯取りを披露した。
│ │ 作中、『準特機型』と表現されている。
│ │
│ │ ●SRG-02-2 グルンガスト弐式
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│ │ 2号機。詳細不明
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│ │ ●SRG-02-3 グルンガスト弐式
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│ │ 3号機。詳細不明
│ │
│ └─ RSR-02 量産型グルンガスト弐式
│
│ 【α】連邦軍次期制式主力機種のトライアルで量産型ヒュッケバインMk-II に敗れ、生産されたのは数体。
│ でも、ムーンクレイドルにいっぱいいましたよ?
│
│ ┌─ Gラプター
│ │
│ │ 【OG】大型戦闘機。
│ │ 合体後にはグルンガスト参式の上半身となる。
│ │
│ ├─ Gバイソン
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│ │ 【OG】ドリル付きの重戦車。
│ │ 合体後にはグルンガスト参式の下半身となる。
│ │
SRG-03 グルンガスト参式
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│ 壱式をベースとしたグルンガストシリーズの最新機。接近・格闘戦に特化していて、出力や攻撃力はシリーズ一。
│ 大型戦闘機(Gラプター)と重戦車(Gバイソン)に分離し、パイロットは各1名ずつの2人乗りが基本。
│ 3機が生産され、VG合金やTGCジョイントといった基本的な仕様は3機とも共通しているが、細部は個々にカスタマイズされている。
│ また、この参式から採用された背部の反転式ドリルスラスターは、手に装着することでドリル・ブーストナックルとして飛ばすことができる。
│
│ ●SRG-03-1 グルンガスト参式
│
│ 【OG】T-LINKシステム搭載の1号機。パイロットはブルックリン・ラックフィールドとクスハ・ミズハ。
│ しかし、ペルゼイン・リヒカイトに破壊された挙げ句、虎と龍に喰われた。
│ トロニウム・エンジンの搭載と特機用大型シシオウブレード(参式獅子王刀)の装備が予定されていたが、
│ 開発が遅れて実装には至らず、そのおかげで龍虎に取り込まれることを免れた。
│ 【α】素晴らしく真っ二つな1号機。
│ トロニウム・エンジンの使用を予定していたが、イングラム不在のため出力が安定せず、
│ 結局、クラッカーエンジンを使うことになった。……尤も、起動を待たずに速攻おシャカにされたけど。
│ その後は残骸からコクピット回りとT-LINKシステム、クラッカーエンジンが回収され、龍虎に移植された。
│
│ ●SRG-03-2 グルンガスト参式
│
│ 2号機。分離機構がオミットされ、コクピットは単座式になっている。
│ 特殊な液体金属刃の新型斬艦刀を装備している。基本的にはゼンガー・ゾンボルト専用機。
│
│ 【OG】テスラ研脱出の際にレーツェルが預かり、ゼンガーへと届けられるも、後の同研究所奪回時に
│ ガルガウと戦い、大破した。参式斬艦刀はダイゼンガーへと託される。
│ 【α】2号機。アースクレイドルにおいてゼンガー・ゾンボルトとともに眠りについていた。
│ その後に辿る運命はふた通り。
│ ククルの襲撃によって緊急に覚醒する場合と、
│ 数万年後の未来世界でマシンセルを注入され、スレードゲルミルへと変質する場合、である。
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│ ●SRG-03-3 グルンガスト参式
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│ │ 【OG】3号機。
│ │ どういう仕様を予定していたのか、詳細は不明。
│ │
│ └─ SRG-03-3 グルンガスト参式改
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│ 【OG】インスペクター事件後に改修された参式3号機。
│ 1号機が超機人に取り込まれたため、その代わりとしてブリットとクスハに与えられた。
│ そのため、T-Linkシステムが組み込まれ、テスラ・ドライブも搭載している。
│ また、ようやく完成した参式獅子王刀は1号機なき今、この3号機へと回された。
│ 零式と同じく、修羅の乱の後には脚部にAPTGM(対PT誘導ミサイル)ランチャーが追加され、
│ 分離したGラプターとGバイソンによる連携攻撃、Gコンビネーションも増えている。
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└─ スレードゲルミル
グルンガスト参式がマシンセルによって異常進化した姿。
参式をベースにした高い耐久力に加え、マシンセルによる再生能力も備える。
【OG】ウォーダン・ユミルが乗る大型機動兵器。通称、斬艦刀ロボ。
素体は、向こう側のテスラ研から奪取したグルンガスト参式である。
シャドウミラーの一員として、ヒリュウ・ハガネの部隊と戦う。
特にゼンガー・ゾンボルトをつけ狙い、最後はダイゼンガーを一騎打ちをして散った。
意外と攻撃が多彩で、メインとなる斬艦刀とドリル・ブーストナックルの他、斬艦刀からは星薙ぎの太刀を放ち、
ドリル頭突きまで食らわせてくれる。伊達や酔狂であんな頭をしているわけではないらしい。
また、斬艦刀・電光石火を繰り出したこともある。
【α】アンセスターに洗脳されたゼンガー・ゾンボルトが乗っていた。
武器がふたつしかない漢仕様。