バンプレストオリジナル ごちゃまぜ開発史
最終修正:2014年5月6日
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【マオ・インダストリー社】
マオ・インダストリー社は、もとは月面作業機を開発していたメーカーである。
後に人型機動兵器の開発にも着手し、第一号であるゲシュペンストを完成させた。
当時の開発スタッフは、ロボット工学の天才・カーク・ハミル博士と、同じくロボット工学専門で駆動系とマ改造を得意とするマリオン・ラドム博士。
本社は月にあり、場所柄のせいかやたらと異星人に狙われる。
【パーソナルトルーパー】
マオ・インダストリー社が開発した人型機動兵器。
ゲシュペンスト以降、いくつかの試作機の開発を繰り返し、ついに傑作量産機ゲシュペンストMk-IIのロールアウトに至り、
軍用制式機として採用された。
それ以後のヒュッケバイン系列は軍との共同開発が多いよう。
PTX-00x ゲシュペンスト
│ │
│ │ 以後連綿と続くゲシュペンストシリーズの試作機。3機が生産された。
│ │ 試作機とは言え、予算度外視でつくられたためチューン次第では現行機(Mk-II) より高い性能を発揮する。
│ │
│ │ ●PTX-001 ゲシュペンスト・タイプR (Rapidity)
│ │ │
│ │ │ 俗にリアル系とされる機体。機動性と汎用性が重視されている。
│ │ │ 格闘戦用のプラズマカッターと、携行兵器にしては高い火力を誇るニュートロンビームを持つ。
│ │ │
│ │ │ 【OG】パーソナル・トルーパーの競作に提出されたのが、まさにこの機体。
│ │ │ ロールアウト直後は地上・宇宙両方で運用できるように設計されていたが、軍の認可を受けた後は
│ │ │ 運動性・機動性の向上を目的とした改修がなされ、タイプRのコードネームが与えられた。
│ │ │ 特殊戦技教導隊でモーションデータ収集に用いられていた機体だが、L5戦役より実戦投入された。
│ │ │ 時々何の説明もなく空を飛んでいてびっくりさせられる【OG2】。
│ │ │ ギリアム・イェーガーの愛機。
│ │ │ 【第x次】【F/F完結編】
│ │ │ テスラ・ライヒ研究所製で、ヒュッケバインのプロトタイプ的機体という位置づけにある(形式番号はなし)。
│ │ │ 【八房】『渡る世間は鬼ばかり』に登場。
│ │ │ 「CALL GESPENST」の掛け声によって起動。謎の戦機人形とドッジボール対決を繰り広げた(半分嘘
│ │ │ 後にタイプRVに装備されるメガバスターキャノンを撃つも、電装系が保たなかった。
│ │ │
│ │ └─ PTX-001RV ゲシュペンスト・タイプRV
│ │
│ │ 【OG】既存機の延命処理を目的としたゲシュペンストの強化改造案『ハロウィン・プラン』のもとで改造された機体。
│ │ ギリアム・イェーガー専用機。
│ │ 改造と言いつつフレームは基本から見直され、装甲もほぼ全とっかえしている。
│ │ 背部にテスラ・ドライブつきの大型フライト・ユニットを装着したことで単体飛行が可能。
│ │ 加えて高出力のビーム砲であるメガ・バスターキャノンが追加されている。
│ │
│ │ ●PTX-002 ゲシュペンスト・タイプS (Strength)
│ │
│ │ 俗にスーパー系と呼ばれる機体。
│ │ 火力偏重のコンセプトと汎用性に欠けることから、PTよりも後のGシリーズなどの特機に影響を与えた。
│ │
│ │ 【OG】ロールアウト直後は宙間戦闘用の機体であったが、後に強力な内蔵火器ブラスターキャノンの搭載と
│ │ 装甲強化を目的とした改修がなされ、タイプSのコードネームが与えられる。
│ │ しかし、内蔵火器へのエネルギー供給が不足するという問題が発生するも、新型の核融合ジェネレーター
│ │ プラズマジェネレーターの開発により、問題は解消された。
│ │ 特殊戦技教導隊のもとで運用され、隊長であるカーウァイ・ラウ大佐の愛機でもあったが、
│ │ 宙間航行テスト中にパイロットとともに行方不明になってしまった。
│ │ 後にエアロゲイターの幹部ガルイン・メハベルの乗機として登場するが、実際に同一機体かは不明。
│ │ 仮に同一機としても特殊能力がわんさかついていて、かなり嫌な感じに仕上がっている。
│ │ カーウァイ大佐は、名前を間違えられやすい人その1。カーウェイ、じゃなくて、カーウァイ、です。
│ │ 【第x次】【F/F完結編】
│ │ グルンガストの試作機という位置づけになっている(形式番号はなし)。
│ │ 内蔵火器の名は、スマッシュビーム。
│ │ また、主人公の性格によってゲシュペンストキック、ゲシュペンストパンチを習得する。
│ │ 【八房】『Record of ATX』にて、エネルギーを帯びた手刀、プラズマスライサーを使用。
│ │
│ │ ●ゲシュペンスト・ハーケン
│ │ │
│ │ │ 【EF】W00、ハーケン・ブロウニングの専用機として設計された機体。
│ │ │ おそらくまだ建造には至っておらず、設計図面の段階だったのではないかと思われる。
│ │ │ データはトライロバイト級万能戦闘母艦ネバーランドのメインコンピュータ、ティンク・アベル内に収容されていた。
│ │ │ (が、プランEFの際に次元跳躍に失敗し、エンドレス・フロンティアに墜落してしまったため、
│ │ │ シャドウミラーとしては永遠に失われたかたちとなった。)
│ │ │
│ │ └─ ファントム
│ │ │
│ │ │ 【EF】ネバーランド内に残っていたゲシュペンスト・ハーケンのデータをもとに、フォルミッドヘイムで作られたレプリカ。
│ │ │ エンドレス・フロンティアにおいては3メートルほどの人型戦闘兵器“パーソナルトルーパー”に分類される。
│ │ │ 行方不明になったナハトとアーベントの討伐を目的に自律行動をしていた。
│ │ │ 武器は左手に仕込まれた3本のプラズマ兵器(中央=グラン・プラズマカッター、
│ │ │ 左右=プラズマサイズ)と、背中の大型投擲兵器グラン・スラッシュリッパー。
│ │ │ また高出力の内蔵火器も搭載している。
│ │ │
│ │ ゲシュペンスト
│ │
│ │ 【EF】澄井鞠音博士によって制御プログラムを書き換えられ、生まれ変わったファントム。
│ │ ハーケンらと行動をともにする。
│ │ が、実際にはプログラム変更以前からハーケンの言葉に自ら従うような意思を見せていた。
│ │ 究極!ゲシュペンストキックを放つ。
│ │
│ │ ●PTX-003 ゲシュペンスト・タイプT (Test Model)
│ │ │
│ │ │ 【OG】ロールアウト直後は地上戦用の仕様であったが、後に初期の1号機と同じ仕様に戻され、
│ │ │ センサーデバイス等を取りつけて、データ収集用の機体となった。
│ │ │ その際に与えられたコードネームがタイプTである。
│ │ │ 最終的にはATX計画に組み込まれ、アルトアイゼンとして改良された。
│ │ │ 現在は欠番扱い。
│ │ │ 【IM】テスト機。後継機開発のための予備機と思われる。
│ │ │ 実際、アルトアイゼンに改良された。
│ │ │
│ │ └─ PTX-003C アルトアイゼン
│ │
│ │ → ATX計画の該当項目
│ │
│PTX-007 ゲシュペンスト Mk-II
│ │
│ │ 量産化を視野に入れた試作機。やはりコンセプトの異なる3機(PTX-007-01/-02/-03)が生産される。
│ │ 基本的にMk-I の延長線上にある。
│ │
│ │ ●PTX-007-01 ゲシュペンスト Mk-II・タイプR (Rapidity)
│ │
│ │ 機体性能の向上に加え、武装面での技術進歩が見られる。
│ │ メガ・プラズマカッターとメガ・ビームライフル、さらに遠隔操作系のスラッシュリッパーを基本装備としている。
│ │
│ │ 【OG】かつては特殊戦技教導隊でデータ収集にも使われた由緒ある機体。今も戦争が起きると引っ張り出される。
│ │ 初めてPTにて異星人の機動兵器と接触、そのまま素手で殴り倒してその有用性を実証した機体でもある。
│ │ DC戦争後にプラズマ・ジェネレータへ換装するなどの再チューンがマオ社で行われ、L5戦役に投入された。
│ │ 【第x次】Mk-I の改良強化型。ギリアムの機体として登場。無印だけど性能から見てタイプR。
│ │ 【F完結編】リアル系主人公の二番目の搭乗機。
│ │
│ │ ●PTX-007-02 ゲシュペンスト Mk-II・タイプS (Strength)
│ │
│ │ 慣例に倣ってとりあえず作ってみたスーパー系Mk-II 。
│ │ 機体性能が向上しているが、実際のところPTサイズでスーパー系のコンセプトを持つ機体はこれが最後となっている。
│ │
│ │ 【OG】L5戦役時にはヴィレッタが搭乗していた。
│ │ その後はリンの要望によりレーツェルのもとで保管。インスペクター事件に投入された際には、
│ │ 接近格闘戦仕様に改良され、究極!ゲシュペンストキックのモーションが加えられていた。
│ │ たいていの場合、初陣でアインストシリーズを5体くらい蹴り抜いて強烈なインパクトを与えてくれたりする。
│ │ まるでカイのためにあるような機体。
│ │ 【OGIN】ゲシュペンストキックの際にはコクピット内に"SHOUT NOW!!"と表示され、「叫ぶのがお約束」どころか
│ │ 叫ぶことを強要される。
│ │ 【F/F完結編】
│ │ 火力重視のタイプS。スーパー系主人公の2番目の機体。
│ │
│ │ ●ゲシュペンストMk-II・タイプSA
│ │ │
│ │ │ 【OGIN】ゲシュペンストMk-II・タイプSをアルトアイゼンに似せて改装した機体。式典用である。
│ │ │ 右腕のステークと頭のホーンはダミーで、目のバイザーが取り外されてツイン・カメラアイが露出している。
│ │ │
│ │ └─ ゲシュペンストMk-II・タイプSA改
│ │
│ │ 【OGIN】式典用だったタイプSAを実戦用に改修したもの。
│ │ 頭部のホーンは相変わらずダミーのままだが、ダミーステークが外され、両腕ともプラズマステークとなっている。
│ │ 背部にはハロウィン・プラン本格始動前に試作したブースターが取りつけられている。
│ │ ある意味では量産型Mk-IIとMk-II改の中間機と言える。
│ │ 愛機のアルトアイゼンが改修中だったキョウスケが搭乗した。
│ │
│ │ ●PTX-007-03 ゲシュペンスト Mk-II・タイプT (Test Model)
│ │ │
│ │ │ 【OG】後継機開発用の機体。後にヴァイスリッターに改造される。
│ │ │
│ │ └─ PTX-007-03C ヴァイスリッター
│ │
│ │ → ATX計画の該当項目
│ │
│ ├─ RPT-007 量産型ゲシュペンスト Mk-II / ゲシュペンスト Mk-II・タイプM (Mass product Model)
│ │ │ │
│ │ │ │ 一般人でも使えるマイルドな機体。
│ │ │ │ ゲシュペンストMk-II・Rをベースに試作改良を繰り返し、ついに完成した傑作量産機である。
│ │ │ │ 汎用性、コスト面に優れ、各パーツも手を加えやすい仕様の為、後のPTに多大な影響を与えることになる。
│ │ │ │ わずかにバリエーションが存在する。
│ │ │ │
│ │ │ │ 【OG】量産されたゲシュペンストMk-II。フレームには新型のGIIフレームが用いられているが、
│ │ │ │ ジェネレータはコストと生産性の問題から核融合ジェネレータに差し戻された。
│ │ │ │ DC戦争が勃発する前くらいから制式主力機として採用されていたが、充分な配備がなされていたとは
│ │ │ │ 言いがたい状況だった。そして、L5戦役が終わった後にはもう生産が停止していた。
│ │ │ │ インスペクター事件時には制式機はH系やリオンシリーズに移っていたが、それでもカチーナやラッセル、
│ │ │ │ カイなどは愛用していた。もしかしたらこの時期には一部のカスタム機しか残っていなかったのかもしれない。
│ │ │ │ なお、カイ機には修羅襲来直前に背負い投げジェットマグナムのモーションが追加されている。
│ │ │ │ 非常に種類が豊富で、連邦軍兵が使うベーシックな機体の他に、水中戦に適応した極東支部仕様と、
│ │ │ │ 高性能な武器を多数搭載したクライウルブズ仕様、さらにはパイロット毎に個々にカスタマイズされたカスタム機がある。
│ │ │ │ 【α】エアロゲイターの攻撃によってそのほとんどが破壊されている。
│ │ │ │ やけに格好いいジェットマグナムを放つ。
│ │ │ │ 【八房】『踊るゆりかご』に登場。
│ │ │ │ カイが搭乗し、背負い投げジェットマグナムを繰り出した。
│ │ │ │
│ │ │ │ ●量産型ゲシュペンスト Mk-II (アインスト仕様)
│ │ │ │
│ │ │ │ 【IM】軍用機としては登場せず、アインストの操る機体として現れる。
│ │ │ │ こっそり高性能のバリアシステムを積んでいたりする。
│ │ │ │
│ │ │ │ ●量産型ゲシュペンスト Mk-II / ゲシュペンストMk-II・タイプM (シャドウミラー仕様)
│ │ │ │
│ │ │ │ 向こう側で作られたもの。ヒュッケバインの暴走事故によりHシリーズの開発計画が見直されて量産は中止。
│ │ │ │ 代わりにこの機体が本格的に連邦軍の制式主力機として生産・配備されている。
│ │ │ │ その数、約3000機。
│ │ │ │ 装備はスラッシュリッパーやプラズマカッターなど。どちらかというとこちら側のMk-II・タイプRに近い。
│ │ │ │ また、テスラ・ドライブを搭載しているため大気圏内での単体飛行も可能である。
│ │ │ │
│ │ │ │ 【OG】向こう側では改良が重ねられ未だ現役の制式機。
│ │ │ │ しかし、こちら側ではインスペクター事件時には主力機がH系に移り、それに伴って生産が中止されている。
│ │ │ │ それ故の“存在しないはずの機体”である。
│ │ │ │ 【A】やはり向こう側では地球連邦軍の軍用機として正式採用、量産された。
│ │ │ │ フレームの構造上、手を加えるのが容易であったため、これ以降の低コスト高性能の量産機や、
│ │ │ │ 一騎当千のカスタム機など、ほとんどの後継機がこの機体をもとにして作られた。
│ │ │ │ そのためヴィンデルは、こちら側では圧力をかけてゲシュペンストMk-IIがトライアルに落ちるよう仕向けた。
│ │ │ │ よって、正式採用されたのは別の機体で、Mk-IIが量産された事実すらない。
│ │ │ │
│ │ │ │ ●RPT-007TT ゲシュペンスト Mk-II・タイプTT (T-LINK system Test Model)
│ │ │ │
│ │ │ │ 初のT-LINKシステム(試作型)搭載機体。
│ │ │ │ 試作機だからか念動フィールドは形成できず、T-LINKリッパーもそれほど威力が高いわけではない。
│ │ │ │
│ │ │ │ RPT-007TT-1 ゲシュペンスト Mk-II・タイプTT
│ │ │ │
│ │ │ │ 【OG】1号機。アヤ・コバヤシの機体としてSRXチームに配備された。
│ │ │ │ その後、オペレータからパイロットへ転向したリオ・メイロンの搭乗機となる。
│ │ │ │ いわゆる極東支部仕様で、水中適応が高い。
│ │ │ │
│ │ │ │ RPT-007TT-2 ゲシュペンスト Mk-II・タイプTT
│ │ │ │
│ │ │ │ 【OG】2号機。1号機同様SRXチームに配備されていた。
│ │ │ │ バーニングPTの大会の会場がメギロートに襲われた際、まだ一市民だったリュウセイ・ダテの前に
│ │ │ │ 現れたのがこの機体である(勿論、イングラムの仕業)。
│ │ │ │ 以後、SRXチームに入隊したリュウセイの搭乗機となる。
│ │ │ │ 素体はやはり極東支部仕様機。
│ │ │ │
│ │ │ │ RPT-007TT-3 ゲシュペンスト Mk-II・タイプTT
│ │ │ │
│ │ │ │ 【OG】3号機。念動力の素質があったブルックリン・ラックフィールドのためにATXチームへと回された。
│ │ │ │
│ │ │ └─ RPT-007ET ゲシュテルベン
│ │ │ │
│ │ │ │ 【告死鳥】地球連邦軍南欧方面軍アビアノ基地所属の特殊作戦部隊FDXチームに配備された機体。
│ │ │ │ 試作コードネームは、量産型ゲシュペンストMk-II シュテルベン。
│ │ │ │ そのコードネームが示す通り、量産型ゲシュペンストMk-IIをカスタマイズした機体である。
│ │ │ │ ハイブリッドアーマー製の棺桶型降下ポッドに乗って戦域に現れるため、"死者の部隊"とも呼ばれている。
│ │ │ │ このとき一緒に降下してくる十字架は、武器弾薬庫であるとともに、防弾壁を兼ねた簡易トーチカでもあり、
│ │ │ │ 強力なEA(電子攻撃)を仕掛ける電子拠点にもなる多目的ユニットである。
│ │ │ │ ゲシュテルベンはダニエル・インストゥルメンツ社製の武器を試験運用しデータを取ることを目的としている。
│ │ │ │ そのため、いたるところにハードポイントがあり、全備重量増加のためのジュネレータ強化や、
│ │ │ │ 装備の同時運用のためのFCS(火器管制機能)の強化などがなされている。
│ │ │ │ 作戦のたびに装備が変わるが、ブレードレールガンが基本の装備らしい。
│ │ │ │ なお、sterbenとは、ドイツ語で"死"を意味する単語である。
│ │ │ │
│ │ │ │ ●RPT-007ET-01 ゲシュテルベン
│ │ │ │
│ │ │ │ 【告死鳥】FDXチームの隊長、ヴェスナー・スケリット大尉の乗る1号機。コールサインは、フューネラル1。
│ │ │ │ 格闘戦を得意とするリェータに対して、それを援護するような戦い方をメインとしている。
│ │ │ │ しかし、ウタバルのガーリオンに両腕を破壊された際には、究極!ゲシュペンストキックらしき攻撃も見せた。
│ │ │ │
│ │ │ │ ●RPT-007ET-02 ゲシュテルベン
│ │ │ │
│ │ │ │ 【告死鳥】リェータ・ウィーバー少尉の駆る2号機。フューネラル2。
│ │ │ │ アサルトレールガンによる格闘戦を得意としている。
│ │ │ │ ブレード部分で切り裂いた後、その亀裂に銃口をねじ込み、発射するマイナス距離射撃は彼女のオリジナルのモーションである。
│ │ │ │
│ │ │ └─ RPT-007ET-xxC ゲシュテルベン改
│ │ │
│ │ │ 【告死鳥】ゲシュテルベンを強化改修したもの。
│ │ │ 機体シルエットに大きな違いはないが、各部にアーマーが増強されている。
│ │ │ また、背部大型ウィングは同形状のテスラ・ドライブへと変更され、単体飛行が可能となった。
│ │ │ これにより航空戦力としての運用と、すでに飛行可能であったガーダイドとの連携も強化されている。
│ │ │ メインの装備は、各パイロットが得意とする戦い方に合わせたものになった。
│ │ │
│ │ │ ●RPT-007ET-01C ゲシュテルベン改
│ │ │
│ │ │ 【告死鳥】ヴェスナーの乗る黒いカラーリングの1号機。
│ │ │ 頭部にエアデータ・センサー追加され、指揮管制能力が強化された。
│ │ │ 携行兵器はバイフォーカル・ガン。バレルの交換により狙撃からゼロレンジ射撃まで、幅広く対応できる。
│ │ │
│ │ │ ●RPT-007ET-02C ゲシュテルベン改
│ │ │
│ │ │ 【告死鳥】ヴェスナー機とは対称的に白いカラーリングを施された2号機。リェータが乗る。
│ │ │ 頭部には光学監視・索敵能力向上を目的としたアンテナやカメラが複数追加されている。
│ │ │ 携行兵器は接近戦用のバーグラー・ガンで、リェータが得意とするマイナス距離射撃も健在である。
│ │ │
│ │ │ ●RPT-007ET-05C ゲシュテルベン改 (セレーナ機)
│ │ │
│ │ │ 【DP】セレーナ・レシタールの駆る真紅のゲシュテルベン改。
│ │ │ 脚部に装着されたセレーナ機固有の武器、カイリー・クレーバーは手持ちの斬撃用武器として扱えるほか、
│ │ │ 連結して射出することで遠隔操作することもできる。
│ │ │ 機体の形状にはほかのゲシュテルベン改と大きな差異はないが、
│ │ │ 頭部のセンサーやバイザーが大型化している。
│ │ │
│ │ └─ RPT-007K 量産型ゲシュペンスト Mk-II 改
│ │ │
│ │ │ 『ハロウィン・プラン』のもと、量産型ゲシュペンストMk-IIをベースに改造したもの。通称“改式”。
│ │ │ タイプRVのような大幅な改造ではなく、汎用性・整備性に主眼をおいた改造がなされている。
│ │ │ 動力源は新型のプラズマ・ジェネレータとなり、背部にテスラ・ドライブを搭載したことで単体飛行も可能である。
│ │ │ また、各部にハードポイントが設置されているので、ある程度装備の換装や増設ができるようになっている。
│ │ │
│ │ │ ●RPT-007K-P1 量産型ゲシュペンスト Mk-II 改
│ │ │
│ │ │ 【OG】先行生産された3機のうちの1号機。特殊戦技教導隊に配備され、カイ・キタムラの搭乗機となった。
│ │ │ 両腕にプラズマ・バックラーを取りつけた特別仕様で、格闘戦を得意とし、通常のジェット・マグナムの他、
│ │ │ ジェット・ファントムも繰り出す。……とは言っても、右がマグナム、左がファントムというわけではない。
│ │ │ それ以外の装備は、ほぼ通常通り。
│ │ │
│ │ │ ●RPT-007K-P2 量産型ゲシュペンスト Mk-II 改
│ │ │
│ │ │ 【OG】先行生産された3機のうちの2号機。クライウルブズに配備され、アルベロ・エストの搭乗機となった。
│ │ │ 1号機と違って、プラズマ・バックラーは左腕のみだが、ショートレンジとロングレンジで使い分けられる
│ │ │ フォールディング・2ウェイ・キャノンを装備している。
│ │ │ また、その他の装備についても高性能なクライウルブズ仕様の量産型ゲシュペンストMk-IIのものが
│ │ │ 流用されている。
│ │ │
│ │ │ ●RPT-007K-P3 量産型ゲシュペンスト Mk-II 改
│ │ │
│ │ │ 【OG】先行生産された3機のうちの3号機。クライウルブズに配備され、ヒューゴ・メディオの搭乗機となった。
│ │ │ 仕様は2号機と同じ。
│ │ │
│ │ └─ 量産型ゲシュペンスト Mk-II 改
│ │
│ │ 追加生産分。先行の3機以上にハードポイントを活かした仕様で、換装に要する時間も短くなっている。
│ │ 鋼龍戦隊には軍から配備された3機と、ラーダが持ち込んだ1機の、計4機が運用されている。
│ │ 配備分のパイロットは、カイ、カチーナ、ラッセル。
│ │ また、特殊部隊チーム・ジェルバにも配備されていて、パイロットはアルバーダ・バイラリン。
│ │ 頭部の能動・受動光学センサーが通常より強化されているため、偵察任務向きの機体となっている。
│ │
│ │ ●PTX-007KC 量産型ゲシュペンストMk-II 改・タイプC
│ │
│ │ 肩部と腰部に増加装甲を施した重装甲、かつ、砲撃戦の仕様。
│ │ 両肩部にツインビームカノンを、両脚部にはファンナウト・ミサイル・ポッドを装備している。
│ │ また、腕はプラズマ・バックラーではなく3連マシンキャノンとなっている。
│ │
│ │ 【OG】ラーダ機のツインビームカノンのみ、なぜか至近距離での威力防御ができない仕様になっている。
│ │ 【ACE】『A.C.E.P』に登場。
│ │ C1からC5までの5つのバリエーションがある。
│ │ 特にC5は念動能力者向けの仕様になっていて、T-LINKスラッシャーを装備している。
│ │
│ │ ●PTX-007KG 量産型ゲシュペンストMk-II 改・タイプG
│ │
│ │ 両腕にプラズマ・バックラーを装備した接近戦仕様の機体。
│ │ プラズマ・ステークは両膝にも組み込まれていて、腕のものと合わせると、計8本にもなる。
│ │ タイプSA改に用いられた試作型ブースターの完成版を搭載し、高い機動力を得ている。
│ │
│ │ 【OG】ラッセル使用禁止機体。
│ │ カイ先生の新作、背負い投げジェットマグナムも市場流通しはじめる。
│ │ 【ACE】『A.C.E.P』に登場。
│ │ G1からG5までの5つのバリエーションがある。
│ │ G5が念動能力者仕様になっている。
│ │
│ │ ●PTX-007KN 量産型ゲシュペンストMk-II 改・タイプN
│ │
│ │ タイプCとタイプGの中間の性能を持つように調整されている。
│ │
│ │ 【OG】先行生産分に使用されていたF2Wキャノンを専用携行兵器として装備している。
│ │ ただし、このタイプに限らない話だが、Hi ビームカッターはどこかにいってしまっている。
│ │ 【ACE】『A.C.E.P』に登場。
│ │ N1からN5までの5つのバリエーションがある。
│ │ N3が念動能力者仕様。F2Wキャノンを装備しているものも多い。
│ │
│ゲシュペンスト Mk-III
│ │ │
│ │ │ ゲシュペンストMk-II の後継機。
│ │ │ が、試作段階の姿がアルトアイゼンなのだから結果は推して知るべし。
│ │ │ どう考えても万人向けの機体になるとは思えないし、生産コストも高くなったと思われる。
│ │ │
│ │ │ 【OG】初期の頃は、マリオン・ラドム博士が何度かアルトアイゼンのことを指してこう呼び、かなりの拘りをみせていた。
│ │ │ が、インスペクター事件辺りではだいぶ吹っ切れていた模様。また、カイも幻のMk-III と呼ぶ場面も。
│ │ │ 結局、アルトアイゼンが制式機となることはなく、『ゲシュペンストMk-III』を正式名称にもつ機体は現れなかったことになる。
│ │ │ 【A】名前だけ。シャドウミラーはMk-III を隊長機としたゲシュペンスト隊に敗れたことになっている。
│ │ │ 【RRR】名前だけ登場。しかもスクラップ。
│ │ │
│ │ │ ●ゲシュペンストMk-III (ベーオウルフ)
│ │ │
│ │ │ → ATX計画の該当項目
│ │ │
│ │ └─ フリッケライ・ガイスト
│ │
│ │ →:ATX計画の該当項目
│ │
│ │ 【RRR】オヅヌ博士によってつくられる予定だった機体。
│ │ 上半身しかなかったところに、Mk-IIIの手足などのジャンクパーツをつけて組み上げた。
│ │ リボルビングステークや3連マシンキャノンなど、アルトアイゼンに共通する装備が多々見られる。
│ │ 必殺技はU.U.N.。
│ │ 手足が赤で、ボディが青という素敵カラー。
│ │
│ │ ●アレス・ガイスト
│ │
│ │ →:ATX計画の該当項目
│ │
│ │ 【RRR】プロジェクト・イデアランツのもと、オヅヌ博士によって建造された重機動兵器。
│ │ 遠近の距離を選ばず戦える上、巨体に似合わない機動力も持っている。
│ │ パイロットはドゥバン・オーグ。アレス・ガイストはドゥバンの対となるものとしてつくられた。
│ │
│ゲシュペンストMk-IV
│ │
│ │ 【OG】向こう側に構想のみ存在する機体。
│ │ ラミア・ラヴレスによるとこちら側のヴァイスリッターに似ているらしい。
│ │
│ └─ アーベント
│
│ → ATX計画の該当項目
│
├─ PTX-004 シュッツバルト
│
│ ゲシュペンストで浮上した欠点──装甲の脆さと固定武器の乏しさを克服するために開発された砲撃戦用PT。
│ 戦場においては長距離射撃戦、支援攻撃を目的としている。
│ ゲシュペンストでは機動バーニアだったバックパックをツイン・ビームカノンに換装し、高火力を実現したが、
│ その分機動力に問題がある。
│ 生産コストが高い、メンテナンスが困難などの理由で3機生産されただけで終わっている。
│
│ ●PTX-004-1 シュッツバルト
│
│ 【OG】1号機。DC戦争時にはSRXチームのライディース・F・ブランシュタインに与えられた
│ (おそらくカーク・ハミル博士がSRX計画に出向した際に一緒に持っていったと思われる)。
│ L5戦役後は月のマオ社で保管されていた。しかし、そのマオ社がインスペクターの襲撃を受け、
│ やむなく破棄を決めた矢先、ラーダ・バイラバンが乗り込み、そのまま持ち出すことに成功した。
│
│ ●PTX-004-2 シュッツバルト
│
│ 【OG】2号機。DC戦争の際にヒリュウ改に配備され、主にラーダ・バイラバンが搭乗した。
│
│ ●PTX-004-3 シュッツバルト
│
│ 3号機。詳細不明。
│
├─ PTX-005 ビルトシュバイン
│ │ │
│ │ │ 【OG】シュッツバルトとは対照的に近距離戦に特化したPT。
│ │ │ 機体の基本性能の面では、プラズマジェネレーターや大推力スラスターの搭載など、
│ │ │ この当時としてはかなり高性能な機体に仕上がっている。
│ │ │ ……が、ここに大きな落とし穴があり、マオ社の開発スタッフが奇人変人超人ぞろいの教導隊のデータを基にして
│ │ │ 機体を設計するという大ポカをぶちかましたおかげで、恐ろしく扱いづらい機体になってしまった。
│ │ │ そういった理由に加えて生産コストにも問題があって、量産化が見送られた。
│ │ │ 【α】設定のみ。PTXチーム時代のイングラム・プリスケンの愛機。
│ │ │
│ │ └─ RPT-005 量産型ビルトシュバイン
│ │
│ │ 試作機が抱えていた問題点を解決した時期主力PT。
│ │ テスラ・ドライブを標準装備。左腕がハードポイントになっているため、作戦内容、自機の右腕や僚機の装備によって換装できる。
│ │
│ │ 【OGIN】北米ラングレー基地のATXチームなどに先行量産分が配備された。
│ │ 【八房】左腕は八つ裂き光輪(サークルザンバー)ではなくチャクラムシューターになっており、
│ │ ライの有線式ビームチャクラムのモーションパターンが用いられていると述べられている。
│ │
│ └─ RTX-008 ヒュッケバイン
│ │
│ │ PTの最終形のひとつ。異星人の技術(EOT)が使われている。
│ │ 当時ビルトシュバインは量産できなかったのに、こっちは3機も生産された。
│ │
│ │ 【第x次】【F完結編】
│ │ テスラ・ライヒ研究所で開発された究極のPT。型番なしのワンオフ機。
│ │ ブラックホールキャノンや空間跳躍するリープスラッシャーなど、怪しげな技術満載で、とにかく強い。
│ │ 「ブラックホールのどこがリアルなんだ?」とか言わないように。
│ │ 動力にマイクロブラックホールが使われている(『スーパーロボット大戦大辞典 ’99』 参照)。
│ │ 親父からの豪華な誕生日プレゼント。
│ │
│ │ ●RTX-008R ヒュッケバイン 008R
│ │
│ │ 【OG】【α】
│ │ 未解明のくせにEOTに目がくらんでブラックホールエンジンを組み込み、見事に暴走。
│ │ 月のテクネチウム基地を巻き込み、大破した。
│ │ そのときのテストパイロットがライであり、その事故でライは片腕を失っている。
│ │
│ │ ●RTX-008L ヒュッケバイン 008L
│ │ │
│ │ │ 【OG】タイプRの事故を受けてマオ社で封印されるが、L5戦役の際にヴィレッタによって持ち出された。
│ │ │ ロールアウト時の仕様は事故を起こした008Rと同じだが、この時点でブラックホールエンジンは
│ │ │ 改修されていて、高い安全性が保証されていた。
│ │ │ 【α】008Rの事故を受けて廃棄された。後に、ヒュッケバインEXへ。
│ │ │
│ │ └─ ヒュッケバインEX
│ │
│ │ 【α】一度は廃棄された008Lを改修したものの、イルムガルド・カザハラに強奪された。
│ │ 機体フレームはMk-IIのものだが、わずかに武装面でMAPWのマイクロミサイルをMk-I
から引き継いでいる。
│ │ そのカラーリングからコードネームは『レッド』。
│ │ 「リープスラッシャー!」と叫びながらチャクラムシューターを出すフェイント攻撃を得意とする。
│ │
│ │ ●RTX-009 ヒュッケバイン 009
│ │ │
│ │ │ 【OG】008L/Rと同時期にロールアウトした同型機。
│ │ │ 008Rの事故、008Lの封印の末、当初の予定通り通常エンジンが搭載された。
│ │ │ 最終的にはこの機体がヒュッケバインの究極形へと行き着くのだから、世の中何が起こるかわからないものである。
│ │ │
│ │ PTX-EX エクスバイン
│ │ │
│ │ │ ヒュッケバインを大幅に改修した機体。
│ │ │ Mk-IIとMk-IIIの中間に位置し、T-LINKシステムやテスラ.・ドライブが組み込まれているためポテンシャルは高く、
│ │ │ 調整次第ではMk-IIIに匹敵する性能を発揮する。
│ │ │ データ収集やMk-III用のAMパーツのフィッティングテストなどに用いられた。
│ │ │ つくられた当時はSRX計画が凍結されていたときで、当時は新型機の開発計画への風当たりが強かったため、
│ │ │ 軍上層部の追求を逃れるためヒュッケバインの名前は出さず、機体の外観も変えてある
│ │ │ (このシリーズの特徴である2本のアンテナはなく、目の部分にはバイザーが取りつけられている)。
│ │ │ 開発段階のコードネームが『ヒュッケバインEX』だった。
│ │ │
│ │ │ 【OG】社内開発用データ取得機。正式名称は、エクストラ・ヒュッケバイン、である。
│ │ │ コード"エビル"の襲撃で大きく損傷したが、Mk-Xを目指して改修を施される。
│ │ │ 【OGIN】リョウト・ヒカワが搭乗。
│ │ │
│ │ │ ┌─ ●PTX-EXAMB エクスバインボクサー
│ │ │ │
│ │ │ │ 【OGIN】エクスバインにAMボクサーを装着した状態。
│ │ │ │ 各部に姿勢制御用のスラスターを備え、高機動格闘戦に向く。
│ │ │ │ ただし、Mk-IIIと比べてジェネレータ出力が弱いため、そのスペックをフルに発揮することはできない。
│ │ │ │
│ │ │ │ ┌─ AMG-01 AM ガンナー
│ │ │ │ │
│ │ │ │ │ → 後述の該当項目
│ │ │ │ │
│ │ │ ├─ ●PTX-EXAMG エクスバインガンナー
│ │ │ │
│ │ │ │ 【OGIN】エクスバインに換装パーツであり支援戦闘機でもあるAMガンナーを装着した状態。
│ │ │ │ 接近格闘戦仕様のボクサーに対し、こちらか高機動砲撃戦の仕様である。
│ │ │ │ やはり出力面の問題でフルインパクトキャノンは使うことができなかった。
│ │ │ │
│ │ │ エクスバインボクサー+AMガンナー
│ │ │
│ │ │ 【OGIN】エクスバインボクサーがAMガンナーを抱え持った状態。
│ │ │ 携行兵器のようにしてフルインパクトキャノンを放った。
│ │ │
│ │ PTX-EXH アッシュ
│ │ │
│ │ │ 【OG】正式名称はエクスバイン・アッシュ。もしくは、エクストラ・ヒュッケバイン・アッシュだろうか?
│ │ │ "アッシュ"とは、フランス語のHであり、灰を意味する"アッシュ"でもある。
│ │ │ そこには、不死鳥は死しても灰から甦る。凶鳥もまた……、という願いが込められている。
│ │ │ 損傷したエクスバインをパッチアーマーで補い、ADテープで固定しただけの応急処置にも程がある機体。
│ │ │ マント様のコーティング・クロークやストライク・シールド、また、それを利用したT-Linkセイバーを装備している。
│ │ │ コード"エビル"に追い詰められた際、イングは自分が使える機体を探し、これを念動力で呼び寄せた。
│ │ │ また、そのとき、T-LINKシステムが異常な反応を示し、以後、イングにしか扱えなくなった。
│ │ │
│ │ └─ PTX-DEX エグゼクスバイン
│ │
│ │ 【OG】Mk-Xの開発コードを持つ、ヒュッケバインの最終にして究極形。
│ │ 動力源には、ブラックホール・エンジンとトロニウム・エンジンが用いられていて、
│ │ バルマー由来の技術とゾヴォーク由来の技術のハイブリッドと言える。
│ │ 全身にストライクシールドの強化版、T-Linkスライダーを搭載し、
│ │ その上、ブラックホールバスターキャノンまである。
│ │ 別名、特盛りバイン。
│ │ 輸送中だったパーツや装備をイングが呼び寄せ、念動力だけで組み上げてしまった。
│ │ エグゼクスバインの名は、EXエクスバインから由来するものであり、また、ヒュッケバインから数えて
│ │ 6(=独語でゼクス)番目であることも含まれている。
│ │
│ PTX-010 ヒュッケバイン Mk-II
│ │
│ │ 【ドラマCD】社内テスト用の機体。
│ │ 3機のみ作られた。
│ │
│ RTX-010 ヒュッケバイン Mk-II
│ │ │
│ │ │ ヒュッケバインの後継機であり、後の量産化を視野に入れた量産試作機。
│ │ │ 安全面とコスト面から、フレームや各パーツはゲシュペンストMk-II のものが使われている。
│ │ │ ただし、技術的には最新で、グラビコン・システムなど、EOTを応用しものが多種搭載されている。
│ │ │
│ │ │ 【α】リアル系主人公の初期機体。
│ │ │ 輸送任務の際に敵に襲われ、仕方なく乗り込むことに。
│ │ │
│ │ │ ●RTX-010-01 ヒュッケバイン Mk-II
│ │ │
│ │ │ 【OG】T-LINKシステム搭載の1号機。
│ │ │ ヒリュウ改へ持ち込まれ、念動能力者であるブルックリン・ラックフィールドに与えられた。
│ │ │ 同じT-LINKシステム搭載機でもゲシュペンスト Mk-II・TTよりも扱いが難しかったのか、
│ │ │ 初搭乗時にはラーダ・バイラバンが念の導き手として一緒に乗り込んだ。
│ │ │ 因みに、その際ラーダさんは身体をコンパクトに折りたたんでいたらしい。
│ │ │ L5戦役後もATXチームに配備されたままで、ブリットの搭乗機として使われている。
│ │ │
│ │ │ ●RTX-010-02 ヒュッケバイン Mk-II
│ │ │ │
│ │ │ │ 【OG】2号機。マオ社社員の命の保証と引き換えにコロニー統合軍に引き渡され、
│ │ │ │ その後、ジーベル・ミステルに罠として利用されるも、あっさり破壊された。
│ │ │ │ 最終的にはエルザムの手に渡る。
│ │ │ │
│ │ │ └─ RTX-010-02T ヒュッケバイン Mk-II トロンベ
│ │ │
│ │ │ 【OG】2号機を改修したもの。機体がエルザム用に黒く塗られている(ブランシュタイン家の家紋入り)。
│ │ │ 装備はブリット機と同じだが、威力がやや高くなっている。また、機体性能も高く、
│ │ │ バリアシステムがGウォールではなくGテリトリーだったり、分身したりと、実にトロンベ。
│ │ │
│ │ │ ●RTX-010-03 ヒュッケバイン Mk-II
│ │ │
│ │ │ 【OG】3号機。連邦軍のトライアルに提出され、その後の詳細は不明。
│ │ │ ガリルナガンによる凶鳥の虐殺を、唯一免れた機体でもある。
│ │ │
│ │ └─ RPT-010 量産型ヒュッケバイン Mk-II / ヒュッケバイン Mk-II・タイプM (Mass product Model)
│ │ │ │
│ │ │ │ ヒュッケバインMk-IIの量産機。
│ │ │ │ ゲシュペンストMk-II に代わる制式軍用機として採用された。
│ │ │ │
│ │ │ │ 【OG】量産化されたヒュッケバインMk-II。テスラ・ドライブを搭載しているため単体飛行が可能。
│ │ │ │ コストの都合でフレームにはゲシュペンスト系のGII フレームが使用され、
│ │ │ │ 携行火器としてはやや大型のレクタングル・ランチャーを標準装備している。
│ │ │ │ 北米四ヶ所で実戦配備されるが、直後、ヒューストン基地からノイエDCに強奪された。
│ │ │ │ ウェポンセレクトに幅があるため、パイロットごとに武装が大きく違う。
│ │ │ │ 特にアラド機はブーストハンマー(通称アラドハンマー)を持っているのが最大の特徴で、
│ │ │ │ これがあれば他はどうでもよくなるくらい強い。
│ │ │ │ 【α】お金のかかるものは全部取っ払いましたー、みたいな機体。
│ │ │ │ おかげで装備が悲惨なことに。
│ │ │ │ ムーンクレイドル防衛用にわけわからんくらい大量投入されている。
│ │ │ │
│ │ │ └─ ベルゲルミル
│ │ │ │
│ │ │ │ 量産型ヒュッケバインMk-IIがマシンセルによって異常進化した姿。
│ │ │ │ イーグレットが乗るカスタム機と、AI で操作されている量産型の2種類がある。
│ │ │ │
│ │ │ │ ●ベルゲルミル (スリサズ機)
│ │ │ │
│ │ │ │ イーグレット・スリサズ専用機。
│ │ │ │
│ │ │ │ 【OG】アンサズ機よりも運動性が低く、その分装甲が高く設定されている。
│ │ │ │ 新型のゲイム・システムを搭載している。
│ │ │ │ 【α】機体性能はアンサズ機とウルズ機の中間。武器性能はアンサズ機と同じ。
│ │ │ │ いちばん中途半端な機体と言える。
│ │ │ │
│ │ │ │ ●ベルゲルミル (アンサズ機)
│ │ │ │
│ │ │ │ イーグレット・アンサズ専用機。
│ │ │ │
│ │ │ │ 【OG】スリサズ機よりも運動性が高く、装甲が薄め。
│ │ │ │ やはり新型のゲイム・システムを搭載している。
│ │ │ │ 【α】装甲は比較的薄く、武器の威力はシックススレイブの方が高く設定されている。
│ │ │ │
│ │ │ │ ●ベルゲルミル (ウルズ機)
│ │ │ │
│ │ │ │ マシンナリー・チルドレンのオリジネイター、イーグレット・ウルズの専用機。
│ │ │ │
│ │ │ │ 【OG】出てきた途端ダイゼンガーに真っ二つ。オリジネイターの威厳もへったくれもない。
│ │ │ │ 「あり得ない! この僕が! この僕があぁぁ!」
│ │ │ │ 【α】装甲が厚い上、さらに分身まで持っている。
│ │ │ │ 武装面ではマシンナリーライフルの威力が高いのが特徴である。
│ │ │ │
│ │ │ └─ 量産型ベルゲルミル
│ │ │
│ │ │ 【α】アンセスターの量産兵器。アースクレイドルにわらわらいる。
│ │ │
│ │ └─ プファイルIII(ドライ)
│ │
│ │ 【DP】正式名称は、量産型ヒュッケバインMk-II MHRDT3カスタム。
│ │ 量産型ヒュッケバインMk-IIをベースに、連邦軍開発実験団第3人型機動兵器開発実験隊で改修が施された。
│ │ パイロットは、同隊所属のヨン・ジェバナ。
│ │ 連邦軍の各部隊で使用されている同機のアップデート案や近代化改修案を集約して実際に作り、
│ │ データを取るための機体である。
│ │ しかし、同隊はインスペクター事件の際に壊滅し、設計図が一度ゾヴォークに渡っているため、
│ │ 武装には組み立てたゾヴォークの思想が含まれている。
│ │ 装備は、射出式ブレードと大出力ビーム砲を兼ね備えた、ガン・スタブレーダー。
│ │ テスラ・ドライブの強化とバーニア・スラスターの増設で、機体性のもう強化されている。
│ │ また、頭部センサーの性能向上で、高い指揮管制能をも発揮する。
│ │
│ RTX-011 ヒュッケバイン Mk-III
│
│ ヒュッケバインシリーズの到達点にひとつ。そのコンセプトは『小型・高性能化したSRX』。
│ 動力源のトロニウムエンジンをはじめ、T-LINKシステム、ウラヌスシステム、グラビコンシステムなど
│ 地球製技術の結晶である。
│ コア・トルーパーシステムを採用しており、専用の武装外骨格(アーマードモジュール=AM)を換装することで
│ 機体及び装備の特性を変えることが可能。
│ その実、まともに完成したものがひとつもなく、AMガンナーもボクサーパーツもSRX計画から急遽パチくってきたもので、
│ 後に新パーツとして予定していたサーバントは設計思想の段階でASアレグリアスにパチられている。
│
│ ●RTX-011L ヒュッケバイン Mk-III・タイプL
│
│ 【OG】L5戦役後にマオ・インダストリー社が開発したスーパー・パーソナルトルーパー。
│ マオ社がインスペクターに襲撃された際、最終調整が行われないまま実戦に投入されるが、
│ リョウト・ヒカワが土壇場で起動に成功させた。
│ T-LINKシステムを介してトロニウム・エンジンの出力調整を行っている。
│ 【α】シュウ・シラカワ不在のためトロニウム・エンジンの最終調整がなされないままになっていたが、
│ 危機に陥った主人公の念動力に呼応し、起動に成功した。
│ コクピットであるパーソナルファイターはMk-II と互換性があるため、Mk-IIIへの乗換えがスムーズに行われた。
│ 後の封印戦争時には再調整され、ヴィレッタ・バディムの搭乗機となった。
│ その際にはマルチトレース・ミサイルが取り除かれ、その空きスペースにテスラ・ドライブを搭載しているため、
│ 単体での飛行が可能となっている。
│ その後、SRXチームへと回され、バンプレイオス完成までの一時期、マイ・コバヤシが使用していた。
│
│ ●RTX-011R ヒュッケバイン Mk-III・タイプR
│ │ │
│ │ │ 【OG】トロンベ化されていたMk-III に、失われたグルンガスト参式1号機のトロニウム・エンジンを
│ │ │ 搭載したのがこの機体。性能はタイプLと同じで、ボクサーやガンナーにも同様に換装できる。
│ │ │ 【α】アラド・バランガの初期搭乗機。過去の起動実験時の事故により行方不明になっていたもの。
│ │ │ この時点ではマルチトレース・ミサイルもなければグラビトン・ライフルもなく、
│ │ │ テスラ・ドライブもないので飛ぶことすらできないという、ないない尽くしのダメ仕様。
│ │ │ アラドがビルトビルガーに乗り換えた後は、レーツェルがこれに乗って駆け抜ける。
│ │ │
│ │ └─ RTX-011-RT ヒュッケバイン Mk-III トロンベ
│ │
│ │ 【OG】マオ社の依頼で実戦テストと調整を任されていたタイプRを、レーツェルが私物化したもの。
│ │ しっかりトロンベ補正がかかっているが、この状態ではガンナーやボクサーへの換装ができない。
│ │ 【α】アラド機をレーツェル用にしたもの。タイプLと同様の再調整がなされている。
│ │ トロンベの名がついているが、ただし、トロンベ補正なし。
│ │ その後、テスラ研が帝国監査軍の襲撃を受けた際にライがこれに乗り、
│ │ そのままバンプレイオスが完成するまで使っていた。
│ │
│ │ ┌─ DCAM-006VT ガーリオン・カスタム “トロンベ”
│ │ │
│ │ │ → リオンシリーズの該当項目
│ │ │
│ PTX-GT ガーバイン Mk-III・トロンベ
│ │
│ │ 【OGIN】ヒュッケバインMk-III を素体に、ガーリオン・カスタム“トロンベ”のフェイズド・アレイ・レーダー(頭部)と、
│ │ 肩部にはテスラ・ドライブと熱核ジェット・エンジン・ユニットが搭載されている。
│ │ 上層部からヒュッケバインシリーズの開発中止の決定が下されていたため、こうのような偽装が必要となった。
│ │
│ └─ PTX-G ガーバイン Mk-III・タイプR
│ │
│ │ 【OGIN】レーツェルがアウセンザイターに乗り換えた後、ヴィレッタへと引き継がれた。
│ │ それに伴いカラーリングもトロンベカラーから本来のものへと戻されている。
│ │
│ │ ┌─ AMG-01 AM ガンナー
│ │ │
│ │ │ → 後述
│ │ │
│ └─ PTX-GAMB ガーバインMk-III ガンナー
│
│ 【OGIN】ガーバイン Mk-III・タイプRとAMガンナーがドッキングした状態。
│
│ ●RTX-011AMB ヒュッケバイン Mk-III ボクサー タイプL/R
│
│ 【OG】Mk-III に格闘戦用の換装パーツ、AMボクサーをつけた状態。
│ AMボクサーは本来はR-GUN同様RW(R-ウェポン)シリーズのひとつだったが、
│ 戦闘の激化とMk-III のロールアウトが早まったことで、急遽、Mk-III 用の換装パーツに変更された。
│ 最初のコードネームはR-SWORD。Gソードダイバーの攻撃にその名残が見られる。
│ 没設定ではR-1のプラスパーツだったとか。
│ 【α】たまに足も出るボクサー。
│
│ ┌─ AMG-01 AM ガンナー
│ │
│ │ 【OG】ヒュッケバインMk-III用のAMパーツであり、また、高速支援戦闘機として単体運用も可能である。
│ │ 4門のGインパクトキャノンを持っているが、Mk-IIIとドッキングした状態でないとフルに使用できない。
│ │ Mk-IIIと同時にロールアウトし、実戦投入された。
│ │ 【α】元はR-1用のPTキャリアだったが、Mk-III専用のAMパーツとして改修された。
│ │ 単なる換装パーツのように扱われているが、支援戦闘艇として単体運用も可能である。
│ │ また、Mk-IIIと同系統の機体であるMk-IIやR-1、R-GUNも装着することができる。
│ │
│ ●RTX-011AMG ヒュッケバインMk-III ガンナー タイプL/R
│
│ ヒュッケバインMk-IIIがAMガンナーとドッキングした状態。航続距離が飛躍的に伸びている。
│ AMガンナーの持つ4門のGインパクトキャノンを最大限に活用し、フルインパクトキャノンとして撃つことができる。
│ さらには2種類のMAPWを持ち、長距離戦、砲撃戦を得意としている。
│
│ 【OG】月のマオ社がインスペクターに襲撃された際、一度もテストをしていないにも拘らず、
│ リョウトが気合いでドッキングに成功させ、グレイターキンを退けた。
│ 【α】高速戦闘、及び、長距離・砲撃戦に特化した形態とされているが、それどころかロシュセイバーを
│ 持っているため、格闘戦までこなす。
│ 多種の質量兵器・熱量兵器の他に、ゾル・オリハルコニウム製のリングを使って高重力で敵を輪切りにする
│ 武器(グラビティ・リング)まであり、恐ろしく多彩な攻撃を披露してくれる。
│
└─ PTX-006 ビルトラプター
初の可変PT。対空戦闘能力の低さを補うため、フライヤーモードへの可変機構が組み込まれた。
背部には大型バーニアスラスターが取りつけられているので、パーソナルトルーパー形態でも
ホバリングやジャンプ、滞空能力に優れている。
この可変PTの設計理念はR-1へと受け継がれている。
【α】変形機構テスト中に大破。そのまま開発中止になっている。
●PTX-006R ビルトラプター
【OG】予算と時間の問題で組み上げ作業が中止になっていたところにタイプLの事故が発生。
タイプLにパーツを提供した後、こちらは欠番となった。
●PTX-006(L) ビルトラプター
│
│ 【OG】作中、キョウスケ・ナンブがテストパイロットとして変形実験を行ったのがこちら。
│ もとより可変機構が未完成であったため、当然のように失敗し、大破した。
│ 後にタイプRの部品を用いて改修され、SRX計画のリュウセイ・ダテへと渡り、
│ R-1がロールアウトした後はラトゥーニ・スゥボータの搭乗機となった。
│ 最終的な形式番号が、PTX-006(L)、と括弧つきになっているのは、タイプRが欠番となったのが
│ 理由ではないかと思われる。
│
└─ PTX-006C ビルトラプター・シュナーベル
【OG】ビルトラプターの強化改造機。
ブレード・サイやハイパー・ビームライフル改など、専用武器をいくつか装備している。
テスラ・ドライブが搭載されているため、人型のままの単体飛行や、ブレイクフィールドの展開も可能。
パイロットは、やはりラトゥーニ・スゥボータ。
ラプター・シュナーベル時には「リュウセイみたいにやってみる」と言いながら、リュウセイでも言わないような台詞を口にしてくれる。
schnabelとはドイツ語で嘴のこと。