バンプレストオリジナル ごちゃまぜ開発史
最終修正:2011年9月21日
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【スフィア】
未だ詳細は不明。
太極の意志の欠片とも呼ばれ、黄道十二星座に沿うかたちで12あると思われる。
並行世界も含めたあらゆる世界に散らばるそれをすべて集めると、太極に至るとも、次元力を手に入れるとも言われている。
アサキム・ドーウィンは手段を選ばずそれを手中に収めようと暗躍している。
シュロウガ
スフィアを集める呪われし放浪者、アサキム・ドーウィンの駆る漆黒の可変機動兵器。
機動性に優れた高機動戦闘を得意とする機体で、新地球連合軍がつけたコードネームは『B・G(Black Gale)』。
特筆すべきは、機体の形状や可変機構、永久機関が組み込まれている点や武装の構成など、
サイバスターと類似する箇所が多いことであろう。
もとになったアイデアは、魔装機神サイバスター、武装機甲士グランゾンと並んで立案されながらも、
唯一実現しなかった次元烈風守狼哉だと思われる。
┌─ バルゴラ (1号機)
│
│ 地球連邦軍戦技研究班、通称グローリー・スターで評価試験中の試作機の一機。次期量産機候補でもある。
│ 機体には特筆すべき点はないが、携行兵器として全領域対応汎用武装システム、ガナリー・カーバーが採用されていて、
│ グローリー・スターの最大の目的はこのデータ収集であると言える。
│ 1号機から3号機、それぞれ別々の運用方法を振り分けてデータを集め、
│ 最終的にこの機体のガナリー・カーバーをマスターとして統合する予定でいる。
│ この1号機のパイロットは、グローリー・スターの隊長デンゼル・ハマー大尉。
│ ガナリー・カーバーは砲撃戦用の調整がされており、高出力のビーム兵器レイ・ストレイターレットのデータを収集している。
│ 後に3号機のジャック・カーバーのデータを組み込む。
│
├─ バルゴラ (2号機)
│
│ 2号機。パイロットはトビー・ワトソン中尉。
│ 中距離格闘戦用の調整が割り当てられ、高出力のビーム格闘兵器バーレイ・サイズのデータを収集している。
│ アサキムのシュロウガによって撃墜された。
│
├─ バルゴラ (3号機)
│
│ 3号機。パイロットはセツコ・オハラ少尉。
│ 担当は近距離格闘戦で、格闘兵器ジャック・カーバーのデータ収集をしている。
│ 機体が不調に陥ったときにデンゼンルが代わりに搭乗するが、運悪くその最中にアサキムと遭遇し、撃墜された。
│
バルゴラ改
│
│ 半壊した1号機をベースに、撃墜された2号機のパーツで補って組み上げたもの。
│ その際、セツコの希望でリペイントしなかったため、左右の肩の色が違っている。
│ この時点で各機のデータは統合され、ガナリー・カーバーは全領域対応汎用武装システムとして完成、
│ グローリー・スターの目的はいちおうの達成をみたと言える。
│
└─ バルゴラ・グローリー
悲しみの乙女のスフィアを持つ機体。
バルゴラ改をベースにして、カイメラ隊のジエー・ベイペル博士が改造を施した。
関節部のサーボモーターとアクチュエータの改良で機体の柔軟性を向上、
背部にVWFS(V-ウィング・フライトシステム)を装着したことで単体飛行が可能となった。
また、データの統合で完成された全領域対応汎用武装システム、ガナリー・カーバーはスフィアの影響で
更なる進化を遂げ、驚異的な火力を発揮するようになった。
悲しみの乙女のスフィアがその力を強めれば強めるほど、セツコの五感が徐々に失われていく運命にあり、
彼女は早々に味覚を完全に失っていた。また、時々目が見えなくなることもあった。……天舞宝輪か。
ガンレオン
傷だらけの獅子のスフィアを内包する機体。
メインパイロットはザ・ヒートことランド・トラビス。サブパイロットはメール・ピーター。
さすらいの修理屋ピーター・サービスが誇る修理ロボットで、機体の全身に工具が仕込まれており、
手には機動兵器サイズの巨大レンチ、ライアット・ジャレンチを持っている。
……果たしてこんな巨大なレンチに合うボルトやナットがあるのだろうか?
それこそロボットの首をもぐくらいしか使い道がないような気がするのだが……。
●ガンレオン マグナモード
ピーター・サービスの先代の親方であるシエロ・ピーターが施した封印が解放されるとこのモードになる。
頭部をはじめとするいくつかの装甲が展開し、背中には翼が広がる。
同時にスフィアの力も解き放たれ、ペイン・シャウター、ザ・ヒートクラッシャーなどの武装が使える。
傷だらけの獅子のスフィアが活性化すると、ランドは苛烈な痛みに襲われ、叫びを上げることになる。
また、スフィアが発現するまでにも、ずいぶんと精神的に痛めつけられている。
DMB-00 ブラスタ
揺れる天秤のスフィアを持つ機体。スフィア・リアクターはクロウ・ブルースト。
アクシオン財団第13防衛研究所、通称スコート・ラボで開発された、対次元獣用機動兵器DMバスターの試作1号機である。
開発コードは「ナンバー0」。
機動性の高い機体であり、同時に索敵能力、情報分析能力にも優れ、どんな状況下でも単機で強敵と戦い、
且つ、得たデータを持って生還することを目的としてつくられている。
装備はAX-55EAGLE(電磁加速式ガンランチャー)と、シールドであるバンカー。
バンカーは単に攻撃をそのまま受けるだけでなく、エネルギーをまとって威力を減衰させる機能も備えている。
また、それで斬り裂いたり、先端からワイヤーを射出したりもできる。
動力部に謎の機関VX(クインティプル・エックス)が用いられていて、後にこれこそがスフィアであると判明する。
最初はその膨大なエネルギーを扱いかねていたが、次第に研究は進み、
ついにはそれを利用した随伴装備「SPIGOT(物体の移動と変換のための空間確率干渉器)」の搭載に至る。
アリエティス
偽りの黒羊のスフィアを組み込まれた機体。スフィア・リアクターはアイム・ライアード。
機体の全身に素材不明のクリスタルが埋め込まれていて、それを刃状に変化させて攻撃する。
スフィアの使い方を熟知しているアイムは、限定的ながら源理の力(オリジン・ロー)を引き出すことができ、
局地的な次元震を発生させることができる。
偽りの黒羊のスフィアの力が高まると、スフィア・リアクターは意味のある言葉を発音できなくなる。