バンプレストオリジナル ごちゃまぜ開発史

最終修正:2013年2月19日

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【SRX計画】
連邦軍極東支部伊豆基地、及び特殊脳医学研究所(特脳)研にて進められている対異星人戦闘用人型機動兵器の開発計画。
高い汎用性と攻撃力を誇るが、同時に不安定で危険性も高く、それ故に計画は難航する。
イングラム・プリスケン指揮のもと、ケンゾウ・コバヤシ、カーク・ハミルなど、人を人とも思わない人間が多く関わっているのが特徴。
唯一、ロバート・H・オオミヤがまともか?――と思っていたら、後にコバヤシ博士があの顔で意外に常識的神経の持ち主だったことが判明する。

 

【Rシリーズ】
SRX計画の基本となる分離合体型機動兵器。
単独でも高い性能を持つ3機が合体することで、強大な殲滅力を持つ特機となるように設計されている。

 

 ┌── R-1 R-1
 │     │││
 │     │││   【OG】【α】【新】
 │     │││     正式名称、REAL PERSONAL TROOPER TYPE-1。Rシリーズの1号機で、T-LINKシステム搭載機である。
 │     │││     パイロットはリュウセイ・ダテ。
 │     │││     動力源は通常の核融合エンジンだが、装甲素材にはゾル・オリハルコニウムが使われている。
 │     │││     基本的に格闘戦・近距離戦向き。後にブーステッドライフルなどが追加され、多少なりとも長距離戦に
 │     │││     対応できるようになった。
 │     │││     ビルトラプターで確立された飛行形態への変形機構が組み込まれた可変PTでもある。
 │     │││     Rシリーズの中では唯一スタンドアローンのPTであり、この時期に開発されたPTとしても完成度は高い。
 │     │││     他の2機のようなプラスパーツはなく、変わりに専用のPTキャリアが与えられる予定だったが、
 │     │││     ヒュッケバインMk-III用の換装パーツとして持っていかれた。
 │     │││
 │     │││   ●R-1改
 │     │││
 │     │││        【α】R-1が単体で作戦行動を行う際の形態。
 │     │││          エンジンをトロニウム・エンジンに換装し、トンファー型大型拳銃を装備する。
 │     │││        【SRS】SRXが大破した後、ジュデッカに再戦を挑むために強化されたR-1。
 │     │││           R-2のトロニウムエンジンと、R-3のT-LINKシステムを搭載している。
 │     │││           そんなことできるんなら最初から……
 │     │││
 │     ││└─ 
R-1改
 │     ││
 │     ││       【α】数万年後の未来に存在する機体。
 │     ││         基本的な仕様はもとのR-1と大きな相違点はないが、SRXへの合体機構がオミットされている。
 │     ││
 │     │└── 
RTX-014 アルブレード
 │     │       │
 │     │       │   【OG】R-1を基にして開発された簡易量産機の試作型。マオ・インダストリー社製。
 │     │       │      変形機構やT-LINKシステムなどはオミットされているが、PTとしての完成度は高い。
 │     │       │      これは先行試作型であり、平行して量産型アルブレードが開発中である。
 │     │       │   【SHO】Rシリーズの簡易量産型、と多少位置づけが異なっている。
 │     │       │
 │     │       │   ●RTX-014-01 アルブレード
 │     │       │
 │     │       │        詳細不明。
 │     │       │
 │     │       │   ●RTX-014-02 アルブレード
 │     │       │
 │     │       │        詳細不明。
 │     │       │
 │     │       │   
●RTX-014-03 アルブレード・タイプT
 │     │       │        │
 │     │       │        │   【OG】3機作られたうちの1機で、リュウセイにあわせて近接戦闘用にチューンされている。
 │     │       │        │      ブレードトンファーなる、殴りたいのか斬りたいのかイマイチわからない武器が装備されている。
 │     │       │        │      トンファーロボット1号。
 │     │       │        │
 │     │       │        └── 
RTX-014-03C アルブレード・カスタム
 │     │       │
 │     │       │                アルブレードの3号機(タイプT?)をベースにしたカスタム機。パイロットはリュウセイ・ダテ。
 │     │       │                両肩部のキャノンに、テスラ・ドライブ――と仕様は未だ建造に至っていないエルシュナイデのプランにかなり近い。
 │     │       │                また、開発がビルトビルガー、ビルトファルケンよりも後であるため、
 │     │       │                ビルガーに使われているジャケットアーマーによって装甲が強化され、
 │     │       │                ファルケンと同型のテスラ・ドライブ内蔵型ウィングバインダーが搭載されている。
 │     │       │
 │     │       │                【OG】イングの初期搭乗機体。
 │     │       │                   バリアも突き破る超強力トンファーを持つ。
 │     │       │                【α】アリゾナ、フェニックス基地でロールアウトした。帝国監査軍の襲撃を受けた際には、
 │     │       │                  まだOSの調整が不完全で腕部がまともに動かなかったが、リュウセイとともにライが乗り込み、
 │     │       │                  戦闘をしながらOSと出力の調整を行うという神業的な連携で乗り切った。
 │     │       │                  トンファーロボット2号。
 │     │       │
 │     │       └── 
量産型アルブレード (エルシュナイデ)
 │     │
 │     │                【OG】マオ社が送り出す次期制式軍用機の候補。
 │     │                   アルブレードにツイン・ビームキャノンとテスラ・ドライブを搭載する予定で、
 │     │                   完成の暁には『エルシュナイデ』の名が与えられることになっている。
 │     │
 │     │                ●RPT-014 エルアインス
 │     │
 │     │                     【OG】向こう側の量産型アルブレードのこと。シャドウミラー軍がこちら側に持ち込んだ機体である。
 │     │                        アルブレードの完成型であるエルシュナイデに似ているが、細部が違っているらしい。
 │     │                        トンファー非装備。というか、なぜか格闘専用の武器がない。
 │     │                        現行のPTを上回る高い機体性能を有し、マオ社が『PT-X構想』を上げたときの理想に到達した
 │     │                        マルチロール・パーソナルトルーパーと言える。
 │     │                        ただし、この時点でまだエルシュナイデは完成していないため、“存在しないはずの機体”その2。
 │     │                         どーでもいいが、アインス(eins) の意味は 『1』 ではなく、『同じひとつのもの』 と取るべきだと思う。
 │     │
 │     └── 
ART-1 ART-1
 │
 │              【OG】Advanced Real personal trooper Test type-1の略称。読みは『アート・ワン』。
 │                 レイオス・プランの一環で、次世代Rシリーズの開発計画『RXR計画』のもとで開発された機体。
 │                 R-1とヒュッケバインMk-IIIのデータを基にして開発されたため、その性能はR-1を上回る。
 │                 R-1と同じく飛行形態(ART-ウィング)への変形は可能だが、同世代Rシリーズとの合体機構はない。
 │                 T-LINKシステム搭載機なので、実質的にはリュウセイとマイの専用機となっている。
 │                 チェーンソー・トンファーというブレード・トンファーをひと回り凶悪にしたような武器を持つ究極のトンファーロボット。
 │              【ACE】『A.C.E.R』に登場。
 │                  キョウスケの乗るアルトアイゼン・リーゼとの模擬戦直後、突如として現れた黒い球体によって
 │                  惑星エリアへと転移させられてしまう。
 │
 │    
R-2 R-2
 │      │
 │      │   【OG】【α】【新】
 │      │     Rシリーズの2号機。正式名称はREAL PERSONAL TROOPER TYPE-2。
 │      │     パイロットはライディース・F・ブランシュタイン。
 │      │     PTX-004 シュッツバルトをベースにした砲撃戦用機体で、遠距離での射撃戦を得意とし、
 │      │     近くに寄ったら輪っかでごっつんな重PTである。
 │      │     エンジンにはトロニウム・エンジンが用いられていて、SRXに合体した際に主動力源となる。
 │      │     他の2機とは違ってT-LINKシステムは搭載されていないので念動力者である必要はないが、
 │      │     扱いの難しいトロニウム・エンジンの出力調整やSRXのダメージコントロール、リュウセイやアヤのメディカルチェックなども
 │      │     しなくてはならないため、天才である必要はありそう。
 │      │     腕部についているのはポリタンクではなくビームチャクラム発射装置(右)とABフィールド発生器(左)である。
 │      │
 ├── 
R-2P R-2 パワード
 │
 │          【OG】【α】【新】
 │            R-2にプラスパーツを付けた状態。これによりSRXへの合体が可能になる。
 │            両肩部に重金属粒子砲ハイゾルランチャーを装備したことで火力が上がり、支援射撃や制圧射撃など、
 │            さらに砲撃戦に特化した機体となった。
 │            また、上腕部には大型の実体盾(ショルダーアーマー)が追加され、防御力も増している。
 │
 │    
R-3 R-3
 │      │
 │      │   【OG】【α】【新】
 │      │     遅れて最後に完成した3号機。正式名称はREAL PERSONAL TROOPER TYPE-3。パイロットはアヤ・コバヤシ。
 │      │     R-1同様T-LINKシステム搭載しているが、SRXの合体状態はR-3が展開した念動フィールドによって維持されるため、
 │      │     重要度はこちらの方が高い模様(尤も、合体できるのはR-3パワードになってからではあるが)。
 │      │     念動遠隔兵器と敵捕捉能力、高機動力が特徴で、Rシリーズの中では指揮官機と位置づけられている。
 │      │
 ├── 
R-3P R-3 パワード
 │
 │           【OG】【α】【新】
 │             R-2と同じく追加パーツをつけた状態。これによりSRXへの合体が可能になる。
 │             T-LINKフライトシステムを搭載したことで重爆撃機形態となり、四六時中飛びっぱなし。
 │             コクピットは通常のシートタイプではなく、パイロットが直立して収容されるカプセル対応になっている。
 │             また、機体とアヤが相互にリンクするため、理論上念動力者であれば誰でも搭乗できるR-1とは違い、
 │             R-3はアヤ専用機となっている。
 │
SRX-00 SRX
 │ │
 │ │   Rシリーズが合体した対異星人用 自爆兵器 超兵器。SRXとはSuper Robot X-typeの略である。
 │ │   コンセプトは『特機とPTの特徴を兼ね備え、1機もしくは分離状態の3機で戦局を変えうる人型機動兵器』。
 │ │   現実に高い攻撃力を誇り、敵拠点の破壊や敵部隊の短時間殲滅を目的とした運用が想定されている。
 │ │   というか、出力調整が難しく不安定で、暴走の末に爆発でもすれば周囲が焦土と化してしまいそうなトロニウム・エンジンを
 │ │   抱えていれば、合体回数や時間に制限をかけざるを得なかったようだ。
 │ │   また、腰部から脚部にかけての耐久性に問題があるため、基本的には直立状態で空中に浮遊して戦うことになる。
 │ │
 │ │   【OG】試作汎用戦闘一撃必殺型パーソナルトルーパー。
 │ │      初めて出撃した際には耐久力の問題がクリアされておらず、3分の時間制限を課せられた。
 │ │      が、後に新型サーボモーターによってこの問題も解消されている。
 │ │   【α】正式名称はSuper Robot X-type バンプレイオス。バンプレイオスの名は後継機にも受け継がれた。
 │ │     R-GUNパワードを含めた4体が合体することで、天上天下一撃必殺砲が使えるようになる。
 │ │     帝国監査軍との交戦で半壊、最後にはハザル・ゴッツォのヴァイクランと戦って敗れ、大破した。
 │ │     その際にはR-3のコクピットブロックを破壊され、トロニウムも奪われている。
 │ │   【SRS】L5戦役の際、ジュデッカに敗れ、大破した。
 │ │   【新】どこかの光の巨人の如く、一度の出撃で合体状態を3分しか保たない。
 │ │
 │ └─ 
DiSRX
 │
 │        【DW】R-GUN リヴァーレとの戦いで半壊したSRXと、クォヴレーの乗る黒色の機体(ディス・アストラナガンか?)が
 │           悪魔合体 融合したもの。
 │           SRXの胴体にクォヴレー機の四肢と翼がついたような姿をしている。
 │
 └─ 
SR-01 SRX アルタード “バンプレイオス”
 
        【α】試作機であったSRXをベースにして完成させた、対無次元進入路用超広域殲滅型パーソナルトルーパー。
          EOTの信頼性向上を目的とした『レイオス・プラン』のもとで開発が進められ、
          改良型トロニウム・エンジンや、ツインコンタクトにも対応した新型T-LINKシステムを搭載している。
          ただし、開発最終段階でトロニウムが手元になく、一縷の望みを託してトロニウム・エンジンを組み込みつつ、
          通常の核融合エンジンと併用できるようにしてある状態だった。
          が、幸いにしてバルマー本星でアヤとともにトロニウムを取り戻し、本来の力を発揮できるようになった。
          本来は合体状態での運用を基本として、3機のPTへ分離できる仕様であるが、実戦への投入が急がれたため
          現状では分離機能はオミットされている。
          正式名称はSRアルタードであるが、様々な事情と希望によりSRXアルタードと名づけられ、
          SRXで採用される予定だったバンプレイオスの通称も引き継いだ。
           よく名前を間違えられる機体その1。アルダート、じゃなくて、アルタード、ね。

 


 

【RWシリーズ】
Rシリーズ合体後の武器とする目的で開発されたシリーズ。
1号機は途中で仕様が変更され、2号機は他の計画に丸ごと持っていかれるという、何かと計画通りに進まないプランである。

 

RW-1 R-GUN
  │ │
  │ │   【OG】RW(Rウェポン)シリーズ第1号機で、正式名称はREAL PERSONAL TROOPER TYPE-GUN。
  │ │      元々はSRX用の重金属粒子砲だったが、いろいろ面倒なのでPTへの変形機能をつけた上、戦闘能力をも持たせた。
  │ │      動力源に新型のトロニウム・エンジンを搭載しているため、出力ではR-2を上回る。
  │ │      “ARGAN”のコードネームでマオ・インダストリー社にて開発が進められていた。
  │ │      イングラムの撃墜とR-GUNの回収に失敗した場合、ヴィレッタが新しい機体を持ってくる。
  │ │      曰く「これは純粋な複製なので使用に問題はない」らしい。
  │ │   【SHO】マオ・インダストリー社で開発されたが、起動実験で失敗が続き、ついには登録を抹消された。
  │ │
  │ └─ 
R-GUN リヴァーレ
  │
  │        【OG】敵に回ったイングラム・プリスケンの搭乗機。R-GUNが変質した姿にも見えるが、
  │           正確にはイングラムが別空間から呼び出してきた機体である。実際、機体サイズは2倍以上になっている。
  │           ただし、地球製の機動兵器のデータを基にしてつくられている上、
  │           よく見ると胴体部分はR-GUNを逆さまにしたようなデザインをしている。
  │           地球側のコードネームはAGX-13 ハングド・ガン。
  │
  ├─ 
アールガン
  │
  │      【SHO】バラバラの状態で放棄されていたR-GUNを回収し、イングラム・プリスケン(もしくはヴィレッタ・プリスケン)が
  │          再組み上げと改修を行った機体。パイロットの意思を機体にリンクさせる装置により、高い戦闘力発揮する。
  │          また、ウラヌスシステムも搭載されていて、危機に呼応して発動、ジェノサイダーモードへ変形して、HTBキャノンを放つ。
  │          イングラム、ヴィレッタの専用機。
  │
RW-1P R-GUN パワード
  │
  │   R-GUNにプラスパーツをつけた状態。ハイツインランチャーなどが追加されている。
  │   この形態となって初めてSRXとの接続が可能になる。
  │
  │   【OG】プラスパーツが完成したのはL5戦役の後。T-LINKシステムにも改良が加えられ、マイ・コバヤシが乗った時に限り、
  │      R-3パワードとのツインコンタクトが可能になる。
  │      非念動力者も含めて誰でも乗ることができるが、少なからず制限が伴う。
  │   【α】R-GUNとしてR-3と同時期にロールアウトしていたが、トロニウム・エンジンの不調により起動実験で失敗が続いていた。
  │     一時は廃棄が検討されるも、イングラムとヴィレッタによって再調整がなされ、プラスパーツを追加して蘇った。
  │     動力源は勿論トロニウム・エンジン。T-LINKフライトシステムを搭載しているため、単体飛行も可能である。
  │     バルマー戦役初期はイングラムが搭乗していたが、一度中破、その後に改修され、レビ・トーラー、もしくはヴィレッタが乗り込むことに。
  │     封印戦争後には、レイオス・プランのもとで再改修され、トロニウム・エンジンの安定性が増している。
  │     レビ改めマイが複座式になったバンプレイオスのR-3部分に乗り込むようになったため、ヴィレッタの専用機となった。
  │   【SHO】R-GUNのプラスパーツをアールガンに装着させた機体。
  │
  │     ┌─ AMG-01 AM ガンナー
  │     │
  │     │      → パーソナル・トルーパーの該当項目
  │     │
  └─ R-GUN ガンナー
 
         【OGIN】R-GUNパワードとAMガンナーがドッキングした状態。
             R-GUNがヒュッケバインMK-IIIと同系統の機体のため、こういうことが可能となった。
             ハイツインランチャーとフルインパクトキャノン、計6門を同時に放っている。
 
   
RW-2 R-SWORD
 
      RWシリーズの2号機。
      本来はSRXのオプション、『重力剣Gソード』として使用されるはずだったが、
      ヒュッケバインMk-IIIの実戦投入が早まったため、急遽、Mk-III用のAMパーツに変更された。

 


 

《 メモ =トロニウム= 》
No. 搭載機体 使用箇所 備考
01 ハガネ 艦首HTBキャノン
02 R-2/R-2パワード エンジン
03 R-GUN/R-GUNパワード エンジン 新型でR-2のものより出力が高い
04・05 ヒュッケバインMk-III・タイプL
グルンガスト参式 → タイプR
エンジン T-LINKシステムによる出力調整を必要とする
06 エグゼクスバイン エンジン シュウが隠し持っていた
 

 

INDEX